イスラエル6日目

今日はいよいよfirst StationでのJapan culture weekステージ!

13:00からのステージで、サウンドチェックを始めるとすごい人だかりに。

何処からとも無く人がどんどん集まって来て、気づくとステージ前は最前列に椅子に座れなかった方々が地べたに並んでる状態。子供たちがすんごい可愛かった?

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ライブは最高に盛り上がり、終演後も写真の嵐。

イスラエルの方は本当に日本の事が大好きで、日本人が大好きだそう。

マレさんが短く「和を持って尊しとなす」という日本の教えから、融和がいかに大切かを語る。

(以下HEAVENESE BLOGより)
エルサレムの人々は、まさに人種のるつぼに住んでいることを通して、自分と違う人と受け容れるという大事な模範を示していると語ると盛大な拍手が起こる。

日本を発つ前、医療関係者から「イスラエル軍に震災後の大規模支援に感謝してきてほしい」というメッセージを託された。そのことを伝えると、また会場に大きな拍手が起こった。

ガザへの攻撃は世界から非難され、イスラエルは世界的に批判されている。
彼らは自分たちのことを世界が悪く言っていると知っている。
だから自分たちをよく評価してもらえることは、大きな励ましなのだ。今回の旅でそれをひしひしと感じた。
彼らも傷ついている。政治とは全く別の次元で多くのイスラエル人が心の底から平和を望んでいる。

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イスラエルでは、男性のみならず、女性も徴兵制度が。

18歳になったら必ず3年は軍に入る。きっと日本の若者と考え方も何もかも違って育つんだろううなという事をひしひしと感じる。

その後、旧市街を歩いて、レオナルド・ダヴィンチで有名な最後の晩餐の場所へ。

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絵で描かれていたのとは随分違う感じの場所だったが、世界順から巡礼者が訪れていて、2000年前にイエスキリストという人物が、この辺りに実際居たんだなと思うと、とても不思議な気持ちに。。。

その後、再度嘆きの壁へ。

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壁の近くは、男女別れているので、それぞれ別れて壁の近くまで入ってみることに。

壁に触れながら、暫く耳を澄まして沢山の祈りの言葉の中に埋もれてみた。

言語がわからないから何倍も余計に木霊の様に人々の声が折り重なって…少し不謹慎だけど、映画のブルースオールマイティーを思い出してしまった。(人間が神様役になって、色んな人の祈りのメールとかFAXとかがひっきりなしにくるやつ。笑)

ユダヤ人はここで一生懸命祈る。あの壁のむこうに元々彼らにとって大事な神殿が建っていた場所だから。

今はそこに金のドームが建っていてイスラム教のものだから、ユダヤ人は入れない。入ると争いになってしまう。

ユダヤ人でも熱心にユダヤ教を守って生活し、働かず国の税金で食べているウルトラ・オーソドックス・ジューの人たち(黒ずくめでハットをかぶり揉み上げを伸ばしている方々)から、普通の服装だけどオーソドックス・ジューの人(頭にキッパというカッパの帽子みたいのをのせてる人も)、また色々な地方から帰って来たエチオピア・ジューや、○○ジュー(ちなみにジューというのはジューイッシュ=ユダヤ人の事)、それからほとんどユダヤ教の教えは守らずに生きているユダヤ人も。

日本語が喋れるヘブライ大学の学生、ガディ君が案内してくれたから色々聞いてみた。

ホントに様々なユダヤ人がいるけど、全然熱心に信じていないユダヤ人が、もしあの壁の向こう側(東エルサレム)に入ったらどうなるの?と聞いたら、きっと石を投げられると…。

服装が普通でも、顔でわかってしまうらしい。

ほんとに根深い、イスラエルの分断の歴史…ここに平和のメッセージが少しでも投げられる様にやってきた、小さくてとてつもなく大きいミッションだ。つづく。