イスラエル11日目

今日は朝からヘブライ大学へ。
(イスラエルの東大のような所)

ヘブライ大学でJapan Cultureを教えている二シム先生という方が、土曜日のFirst Stationでしたコンサートを観て下さっていて、私たちに学校を案内して下さるとの事で呼んで頂いた。

ガディ君もここの学生さん。

ここでまた奇跡の出会い。
この大学には日本の事を研究して 、本も沢山出版している(最近だと、母なる天皇という本)、ベン=アミー・シロニー教授という方がいて、イスラエルに来る前から会えたらいいなと思っていたけどなかなか連絡の取れなかった方がいる。

そのシロニー教授を二シム先生が呼んでくださっており、なんと私たちを待ってくださっていたのだ。そして二シム教授自らが学内を案内してくださることに。

ガディ君はこの教授に憧れて、この大学に入ったのに、会うのは初めてという位レアな方らしい。

シロニー教授はその辺の日本人よりずっと日本の事を知っていて、日本語もぺらぺら。八紘一宇や、大東亜共栄圏など、普通の日本人もなかなか知らないことを知ってらっしゃる。

ここイスラエルでは、中国の事が新聞に載ると9割はネガティブなことで、日本の事が載ると9割がポジティブな事なんだ!それくらい親日なんだと教えてくれた。

でも、ここでもイスラエル特有の問題を体感した。

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戦争が激しかった時、この大学でもテロがあり、死者が出たらしい。その跡地にモニュメントが建てられていた。2002年。たった12年前の話だ…。

ユダヤ人が、パレスチナ人を怖がる理由もわかるしある意味しょうがないようなことの様にも思う。

だが、パレスチナ人達は、普通にアラブ語とヘブライ語を両方勉強するのに対して、イスラエルの学生に、アラブ語は勉強するのか?と聞いた所、『ん?1年くらい勉強したけど忘れちゃった?…』という感じ…。どちらも皆話すと良い人たち…。簡単な問題ではないとやはり胸が苦しくなる。

その後、イスラエルのスーパースター、イダンのコンサートに招待して頂き、テルアビブへ。
少し時間があったので、テルアビブのショッピングモールでザボンを買う。
Savonというのは最近日本でも流行っているけど実はイスラエルのメーカー。イダンは、このサボンのテーマソングにもなっているらしい。

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コンサートは大きな会場が満席で、途中からみんな一緒に大合唱を始めた。
あまりにもすべての曲を皆が歌えて、彼の人気ぶりを確認。
最後の曲は一番前まで駆け寄って行ったら、不思議と色々なかたが道を開けてくださり、一番前まで。イダンを観に来てるはずの方々が私たちと写真を撮りたがるという不思議な光景に(^^;
最後はイダンも気づいてくれて久美子さんと握手をしてコンサートを閉じるという不思議なエンディングに。これぞHEAVENESEの旅という感じ。